暑い夏、湯船に浸かるのが億劫でついシャワーだけで済ませがち。でも「シャワーでは疲れが取れない」と感じる方も多いのでは?実は、ちょっとした工夫でシャワーだけでも疲労回復効果を高めることができます。ここでは、今日からすぐに試せる方法をご紹介します。
温冷シャワーで血行を促進
40℃前後の温かいシャワーと20℃前後の冷たいシャワーを足元に交互に当てることで、血管が収縮・拡張し、血流がスムーズになります。これにより、疲労物質の排出が促され、だるさやむくみの解消が期待できます。特に足先から膝下にかけて交互に浴びるのが効果的です。
冷たいシャワーが苦手な方は、「ぬるま湯→温かめの湯」でもOK。大切なのは温度差をつけることです。
首の後ろを温めて自律神経を整える
スマホやPC作業で凝りやすいのが首の後ろです。筆者もパソコンの前にいる時間が長いのでがちがちです。
この凝り固まった部分をシャワーで温めることで、副交感神経が優位になり、自然とリラックスできます。1分ほど当てるだけでも、呼吸がしやすくなったり、気持ちが落ち着いてきますよ。
首の後ろには「延髄」という自律神経の中枢があるため、ここを温めることがストレス緩和にも効果的だと言われています。
足湯を取り入れてシャワー効果が倍増
シャワーだけではどうしても体の深部まで温まりにくいです。
そこで、足湯を取り入れるのがとても効果的。洗面器やバケツに42℃前後のお湯を入れ、足首まで浸けて10〜15分。シャワーを浴びながら行えば、効率的に全身が温まり、血行改善につながります。
足の裏には「第二の心臓」とも呼ばれるたくさんの毛細血管やツボがあるため、冷え・むくみ・倦怠感に悩む人に特におすすめです。
また、頭寒足熱と言われるように、足を足湯で、温めることで、頭に熱がこもるのを抑えることができます。
シャワーヘッドを工夫してマッサージ効果
シャワーを首筋や肩に当てながら、手のひらで軽くもみほぐしながらマッサージ。 背中や足裏にしっかりシャワーをするとマッサージのような効果を得られます。また脇の下やひざなどに熱めのシャワーをかければリンパマッサージのようになり免疫力も高まります。
また、最近いろいろな種類のシャワーヘッドが売っています。霧状ミストやパルス水流などマッサージ機能付きのシャワーヘッドを使うと、まるでエステのような心地よさ。肩や腰、ふくらはぎなど疲れやすい部位にしっかり当てて、血流促進&リラックスを促しましょう。
肩や肩甲骨まわり:デスクワーク疲れに
ふくらはぎ:立ち仕事や足のだるさに
腰まわり:座りすぎによる腰痛予防に
水分補給で内側から疲労回復

シャワー前後には、常温の水をコップ1杯ずつ飲む習慣をつけましょう。
水分補給をすることで、体温調整がしやすくなり、血液の流れが良くなるため、内側からも疲れの解消を助けてくれます。とくに夏は知らぬ間に脱水状態になりやすいため、汗をかいていなくても意識して水分を摂りましょう。
ミネラルが入っている麦茶や、炭酸水もおすすめです。
シャワー上がりのビールは最高ですが、脱水症状を促すこともあるため気を付けましょう。
おすすめの水分補給と飲み方についてこちらで詳しく解説しているので参考にしてください。

香りの力で気分もリフレッシュ
シャワータイムにアロマオイルを使えば、香りのリラックス効果も!手桶にお湯を張って数滴たらせばお風呂場に香りが広がります。
- ラベンダー:睡眠の質を高め、心を落ち着かせる
- ペパーミント:リフレッシュ・気分転換に
- レモングラス:集中力UPや気分の切り替えに
100円ショップにもいろいろなアイテムがあるので、覗いてみては。
シャワー後のケアも大事
シャワーを浴びたあとは、なるべく10分以内に保湿ケアとストレッチを。特に足の裏やふくらはぎを軽くほぐすことで、血行がさらによくなり、疲れが抜けやすくなります。
湯上りにアロマ湯を浴びるのもすっきりします。前述のペパーミントオイルもいいですし、ハッカ油もおすすめです。
ただし、クーラーの効いた部屋にすぐ入らないようにするのもポイント。せっかく温まった体が一気に冷えてしまい、逆効果になることもあるので気を付けてくださいね。
忙しい日でもシャワーに一工夫で疲労軽減に
シャワーはただ汗を流すだけではなく、1日の疲れをリセットすることもできます。
忙しい日でも工夫次第で、入浴に近い効果を得ることができますのでいろいろ参考にしてみてください。
それでも疲れがなかなか取れない、倦怠感が続くという方は、睡眠や食事などの生活習慣も見直すことが大切。
そして慢性的な疲労感がある場合は、無理せず医療機関に相談することも検討しましょう。
日々のシャワータイムを、ただの「汗を流すだけの時間」から、自分を癒す大切なセルフケアタイムに変えてみませんか?

