更年期の夏を乗り切る!湯船で癒やす、心と体の入浴健康法

こんにちは。うだるような暑さが続く今年の夏、皆さん体調は大丈夫ですか?
年齢を重ねていく中で、「なんだか最近、疲れが取れにくい」「暑さにやられてぐったり…」と感じている方も多いのではないでしょうか?

特に40代後半から50代にかけての女性は、更年期によるホルモンバランスの変化から、心身にさまざまな不調が出やすい時期。
そんな時にぜひ取り入れてほしいのが、お風呂の力です。

今回は、更年期女性のための「夏の入浴の効果と活用法」について、医学的な視点とともに、暮らしに取り入れやすい方法をご紹介します。

目次

夏でも入浴は必要?

「暑いし、シャワーで済ませがち」という方も多いはず。
ですが、シャワーだけではどうしても身体の表面しか温まらず、深部体温は上がりにくいのが現実です。

実は夏こそ入浴で「冷え」「疲労」「自律神経の乱れ」をケアするチャンス。

特に更年期女性にとっては、入浴がもたらす3つの生理作用がとても大切なのです。

入浴の効果

まずは入浴の効果について。

  • 温熱作用
  • 水圧作用
  • 浮力作用

があるそうです。

温熱作用|体の芯から温めて自律神経を整える

お湯に入ることで、体温がじんわり上昇。これが血流を促進し、肩こりや腰痛、冷えといった症状を和らげてくれます。

  • 高温浴(42~44℃)の場合
    交感神経の緊張を促し、活動的にします。
  • 微温浴(35~38℃)の場合
    副交感神経が働いて精神的にも安らぎ、落ち着いた気分になれます。

更年期には、副交感神経を高める「ぬるめのお風呂」が特におすすめです。
不眠、イライラ、不安感をやわらげる効果が期待できます。

入浴の水圧効果

次に水圧作用。

水中では身体が小さくなります。浴槽中で

  • 胴回りは3〜6cm小さくなる
  • 胸回りは1〜3cm小さくなる

ほど小さくなると言われており、内臓が軽く圧迫されることで血液やリンパが効率よく心臓に戻り、むくみの解消やデトックス効果が期待できます。

全身浴は心臓に負担をかける場合もあるため、半身浴(みぞおちまで)や足浴を取り入れるのも安心な選択肢です。

浮力作用|筋肉をゆるめてリラックス

水の中では体重が約10分の1に感じられると言われています。
この浮力によって、筋肉や関節への負担が軽くなり、全身がリラックスします。

体の力が抜けやすくなることで、自然と心も緩みます。
心が緊張しやすく、些細なことでイライラしてしまう更年期の時期には、非常に大きな癒やし効果です。

夏のバスタイムを心地よく過ごす5つのポイント

では、実際に夏に快適に入浴するにはどうしたらいいのでしょう?
以下の5つの工夫を取り入れることで、無理なく気持ちよく夏のお風呂習慣を続けることができます。

① お湯の温度は38℃前後がベスト

夏は体が熱を持ちやすいので、熱すぎるお湯は逆効果。
38℃前後のぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かるのが、心身に最もやさしい方法です。

寝る前の入浴で体温をゆるやかに上げておくと、入浴後に自然に体温が下がり、深い眠りに入りやすくなります。

② 入浴剤やアロマを使って“香りの効果”もプラス

お湯に数滴たらすだけで、気分がガラッと変わるアロマオイル。
香りは脳のリラックス中枢に直接届くため、更年期の精神的なゆらぎにも効果的です。

おすすめのアロマ

ラベンダー:不眠やストレスに

ゼラニウム:ホルモンバランスを整える

ローズマリー:頭をスッキリさせたいときに

※アロマオイルを直接お湯に入れるのは避けましょう。重曹・天然塩・キャリアオイルに混ぜてから使用すると安心です。

③首までしっかり温めることでリラックス効果倍増

シャワーでは温まりにくい「深部体温」。
でも、湯船にゆっくり浸かって首のつけ根まで温めることで、副交感神経がぐんと優位になります。

この部分には“視索前野”と呼ばれる体温調節のセンサーがあるため、しっかり温めることで全身がゆるみ、心まで落ち着いてきます。

④ 足湯OK!湯船がつらい日は無理しない

どうしてもお湯に浸かるのがしんどい日や、暑すぎて入浴が負担に感じる日は、洗面器にお湯を張って足湯だけでもOK

足は「第二の心臓」とも呼ばれるほど血流が集中している場所。
ここを温めるだけでも全身がぽかぽかと巡り出し、冷え・むくみ・倦怠感が和らぎます。

⑤シャワーなら首を温める

残念ながらャワーを浴びるだけでは、深部体温を上げることはできないそうです。
逆に交感神経が高まり、自律神経のバランスが乱れやすくなることも。

でも、首を温めることで脳の視索前野にある体温をコントロールするセンサーが働き、血管が拡張して副交感神経が高まるとのこと。温める場所は首のつけ根と後ろ側。タオルを首にまいて浴びるとまんべんなく温まるのでおすすめです。

⑥入浴後の「冷え」に注意!すぐ着替えて保温を

湯上がりに冷房の効いた部屋で長く過ごすと、せっかく温まった体がすぐ冷えてしまいます。

入浴後は:

  • タオルでしっかり水分を拭き取る
  • 吸湿性・通気性の良い衣類をすぐに着る

この一手間で、お風呂の効果がぐんと持続します。

お風呂の時間は「自分を大切にする時間」

更年期は、心も体も変化が大きくなるタイミング。
そんな時こそ、日々の生活の中に「整える時間」「労わる習慣」を取り入れることが大切です。

「今日はシャワーで済まそうかな」「暑すぎるからつかりたくないな」
そんな日もありますよね。
でも、ちょっと頑張れる日には、湯船に浸かって自分の心と体に“ありがとう”を伝える時間を持ってみませんか?

きっと、あなたの更年期ライフがもっと穏やかに、もっと心地よくなるはずです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次