甘酒は更年期のやさしい味方
更年期に差しかかると、なんとなく疲れやすい、イライラしやすい、眠れない…
そんな体と心の変化を感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな時、毎日続けやすく、栄養バランスも整えられる「甘酒」が注目されています。
実はこの甘酒、ご自宅で手軽に手作りできるんです。
今回は、炊飯器やヨーグルトメーカーを使った失敗しない手作り甘酒レシピと、更年期の女性におすすめの飲み方・効果をご紹介します。

甘酒ってどんな飲み物?
甘酒には大きく分けて2種類あります。
| 種類 | 原料 | 特徴 |
|---|---|---|
| 米麹甘酒 | 米と米麹 | ノンアルコール、自然な甘み |
| 酒粕甘酒 | 酒粕と砂糖 | 微量のアルコールを含む場合あり |
同じ甘酒ですが、成分や効能も違います。50代女性におすすめなのは、ノンアルコールで砂糖不使用の「米麹甘酒」です。
自然な甘みと発酵パワーが特徴で、腸内環境や自律神経にもやさしく作用してくれます。
麹の甘酒の中にも米・米麹・水を使ってつくるものと、米麹と水だけでつくるもの二種類あります。米を使うも甘酒の方が一般的かもしれません。甘くて飲み応えがありますし、お米をつかっているのでお腹のもちもいいです。麴だけの甘酒はは麹菌の割合が高く甘さもすっきりと自然な甘さです。
麹の甘酒が砂糖なしで甘いのはなぜ?
砂糖を加えずに、米と麹しか使っていないはずの甘酒があまくなるのはなぜでしょう?甘酒は米と麹を発酵させて作ります。
このとき、100種類以上もの酵素が生み出されているのですが、その中の「アミラーゼ」という酵素が、米の「でんぷん」を「ブドウ糖」という糖分に分解するので甘く感じるのです。
甘酒はいつからあるの?
一説によると甘酒は奈良時代に書かれた「日本書紀」に登場する「醴酒(こさけ)」、「天甜酒(あまのたむさけ)」ではないかといわれています。
「天甜酒(あまのたむさけ)」は、女神様である木花咲耶姫(このはなのさくやびめ)が醸したと記載されています。木花咲耶姫は天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と結婚し、一夜で子どもを産みました。咲耶姫は子供が無事に産まれた喜びと感謝を表すために「天甜酒(あまのたむさけ)」を醸したといわれています。
日本書紀にはもうひとつ、応神天皇(300年頃)が吉野(奈良県)に行幸した際に献上された「醴酒(こさけ)」のことが記述されていてそれではないかとの説もあります。
更年期女性にうれしい甘酒の効果
1. 自律神経を整える
甘酒は、自律神経のバランスを整えるのにもおすすめです。甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のエネルギー源となり、ストレスや疲労による自律神経の乱れを和らげてくれます。また、ビタミンB群やアミノ酸が豊富でなので、神経の働きをサポートし、リラックス効果を高めてくれます。
更年期で自律神経が不安定になりやすいわたしたちの体と心を自然な形でサポートしてくれます。
特に「なんとなく落ち込む」日には、ホット甘酒でほっとひと息。
2. 腸活でホルモンバランスも
甘酒は腸内環境を整える「腸活」にもおすすめです。
甘酒はには腸内環境のカギを握る不要性食物繊維と水溶食物繊維の両方が含まれています。
さらに、腸内細菌のエサになるオリゴ糖も!
豊富なオリゴ糖や食物繊維が善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整えることで、腸と深く関係する女性ホルモンの分泌をサポートしてくれますので、便秘でお悩みの方にもおすすめ。
3. 疲れた肌を甘酒でリセット
肌や髪の栄養源となるアミノ酸やビタミンが豊富。
毎日のエイジングケアとして取り入れるのもおすすめです。
甘酒の成分である米麹のなかには、肌の保湿機能に関わるセラミドや脂質成分、アミノ酸の成分であるアルギニンやアデノシンが含まれていますので、おいしく美肌を目指すことができますね。
炊飯器で作る|基本の甘酒レシピ
甘酒は炊飯器で簡単に作ることができます。ぜひ試してみてくださいね。
材料(約800ml分)
- 米麹(乾燥でも生でも可)…200g
- ごはん(炊きたてでも冷ごはんでもOK)…200g
- お湯(60℃程度)…500ml
作り方
- ごはんを炊飯器の内釜に入れ、お湯を注ぎよく混ぜます
- 米麹を加え、さらに混ぜ合わせます
- 炊飯器の保温モードに設定し、フタを開けたままふきんをかけて55〜60℃をキープ
- 8〜10時間ほど発酵させれば完成!
ヨーグルトメーカーなら、温度設定が簡単で失敗しにくい!
甘酒の簡単アレンジドリンク
肌にも体にも心にもいい甘酒せっかくなら続けたいですよね。そこで飽きずに楽しめる簡単なアレンジをご紹介します。プラスアルファで栄養価もますます高くなるのも嬉しいポイントです。
美肌にも腸活にも!甘酒バナナヨーグルトスムージー
甘酒 150ml 冷凍バナナ 一本 ヨーグルト 50-100ml 材料を全てミキサーにかけるだけでお手軽にスムージーが出来上がり。 甘酒×バナナ×ヨーグルトの最強腸活ドリンクです。 バナナを冷凍しないでゼラチンで固めれば、簡単で身体にいいおやつにも。
発酵×発酵のスペシャルドリンク!甘酒カルピス®
甘酒カルピス®
甘酒150ml
カルピス®(原液)大さじ2,3杯をお好みで
カルピス®は牛乳から脂肪分を取り除いた脱脂乳を、乳酸菌でじっくりと発酵させて作ります。
世代を超えて愛されてきた乳酸発酵飲料のカルピスと甘酒の相性は抜群です。
お好みでレモンを加えても〇。
スーパーフードと組み合わせて最強美肌ドリンク⁈アサイー甘酒
アサイーと甘酒を1:3の割合で混ぜるだけ。 奇跡のスーパーフルーツアサイーと飲む点滴の合わせ技はアンチエイジングにも期待できます。 冷凍アサイーだと栄養価抜群のスムージーに。
甘酒づくりQ&A
Q. 保存期間はどのくらい?
→ 冷蔵で約1週間、冷凍なら1ヶ月保存OK
Q. 糖質が気になるけど大丈夫?
→ 自然な糖質なので、1日100ml前後なら問題なし。血糖値が気になる方は医師に相談を。
あなたの毎日に「やさしい甘さ」を
甘酒は、古くから「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価の高い発酵飲料。
更年期を迎える50代の女性にとって、毎日の健康と美容の支えとなる自然の恵みです。
ぜひ、炊飯器やヨーグルトメーカーを使って、手作り甘酒のやさしい甘さを楽しんでください。
「今日もなんだか、ちょっと元気」。そんな気持ちがきっと増えていきますよ。

